• 2012年12月06日

教えてドクター ①アンチエイジング外来

教えてドクター ①アンチエイジング外来について

2012/12/3 RADIO BERRY 『B Up!』にて放送されました。

以下クリックしますとアナウンサーの鹿島田千帆さんと一緒の写真が掲載されています。

鹿島田さんの生で聞く声の美しさに、聴き惚れてしまった院長と副院長でした。

http://www.berry.co.jp/doctor/new/?date=1354460400

 

◯そもそもアンチエイジングとは?

          

日本人の平均寿命は延び続けていますが、最後の数年間は寝たきりで過ごしている方がいかに多いかはあまりとりあげられていません。

アンチエイジングという考え方は病気を治してもらうという受け身な医療ではなく、自らが積極的に取り組む医療です。

加齢という生物学的プロセスに介入を行い、加齢に伴う動脈硬化や、癌のような加齢関連疾患の発症確率を下げ、健康長寿をめざす医学です。

元気で長寿を享受することを目指す理論的実践的科学なのです。

 

 

◯科学的にも立証されている?

 Natureやcellといった世界的な科学雑誌にも老化のメカニズムなど、根拠がある論文が掲載されています。

老化のメカニズムとしては細胞の酸化、ホルモンバランスの変化、遺伝的要因の3つが挙げられています。

 

 

◯お肌のアンチエイジングというのはよく聞きますが、 アンチエイジング外来ではどんな診療を行うのでしょうか?

 

 老化度を5つの年齢でみていきます。

    筋年齢・血管年齢・神経年齢・ホルモン年齢・骨年齢です。

年齢では握力や体組成計を用いて測定する筋肉量を調べます。当院ではINBODYという大変精度の高い機械を用いています。

この機器はロンドンオリンピックの日本選手団が持ち込んだものと同じものだそうです。

血管年齢は脈波伝播速度を調べます。神経年齢は抗加齢共通QOL問診票を用います。

ホルモン年齢はIGF-I DHEA-S 遊離テストステロンの測定などが挙げられます。

骨年齢としては骨密度測定があります。当院でも測定結果が当日すぐにわかります。

お肌のアンチエイジングはみなさん気になるところだと思いますが、今いったような、目に見えないからだの中のアンチエイジングも気にかけていただければと思います。

     

   ◯日常で(家庭で)出来るアンチエイジングはありますか?

 

運動・食事・予防医学という3つのうち、運動・食事についてはぜひ家庭でおこなっていただきたいと思っています。

運動については来週詳しくお話しさせていただく予定ですので、食事について少しお話させていただければと思います。

アンチエイジングでの食事は抗酸化・抗糖化・カロリー制限を中心に考えています。

抗酸化によい脂質、これはEPA/DHAなどのオメガ3系のもの、オリーブオイル、亜麻仁油が挙げられます。

最近の論文ではDHAとターメリックをともに摂取することでアルツハイマー病の予防が期待できるという報告もあります。

抗糖化といって糖尿病合併症・動脈硬化などの老化に伴う病態でタンパクの糖化反応後記生成物であるAGEが注目されています。

AGEをいかに抑えるかが重要となっています。

カロリー制限で病気の発症を抑えることができるという論文もでています。